|
翌日 昨日の沖田さんには驚かされた。 彼氏とかスリーサイズとか、ケータイ番号とか初対面の人にいきなり聞く? ……顔はカッコよかったけど…… あーダメダメ、ああいう人は女性慣れしてるのよ。 「よォ」 品出しをしてる最中に声をかけられて振り向くと土方さんだった。 「あ、土方さん。こんにちは。今日も見回りですか?」 「ああ。なァここ煙草置いてんのか?」 「煙草ですか?」 そういえば、この人いつも煙草吸ってるな。ヘビースモーカーなのかな? あたし煙草のニオイって正直苦手。 「ございますよ」 「じゃあ貰ってくか」 あたしは店内の煙草コーナーから土方さんの銘柄を一ダース用意してビニール袋に入れた。 「ありがとうございます」 「これから世話になるから頼むぜ」 「わかりました。お待ちしてますね」 あたしは店の外まで土方さんを見送った。 「ありがとうございました」 お辞儀して顔を上げると土方さんはまだそこに居た。 「……あのよ、この前万事屋と会ってたのは」 「はい?」 土方さんは視線を反らしてあたしに言う。 「俺を断って奴に案内させたのは……」 ――あ、この前の事。 土方さんはどことなく哀しげに見えた。 気にしてるんだ。 「ごめんなさい。断ったんですけど、銀さんがどうしても案内するって言うので、それで……」 「奴はしつけェから気をつけろよ。嫌ならガツンと断れ。できねェなら俺が言ってやる」 あたしは思わず笑ってしまった。 「俺の名刺だ。何かあったら電話してこい」 土方さんに名刺を差し出されて、あたしは驚いたけど受け取った。 「ありがとうございます」 「じゃあな」 歩いてく土方さんの後ろ姿を見送った。 土方さんて最初怖そうな人かと思ったけど素敵かも…… |
| << 前記事(2008/04/24) | トップへ | 後記事(2008/04/27)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/04/24) | トップへ | 後記事(2008/04/27)>> |