銀魂 夢小説*弥生の華*

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help リーダーに追加 RSS 〜銀時〜15

<<   作成日時 : 2008/04/30 10:25   >>

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 翌日





 弥生が映画に行くっていうからつい映画館まで来てしまった。





 何してんだろ俺



 待ち伏せてんの? 

 これじゃストーカーじゃん? ゴリラのこと言えねぇじゃん?



 でも逢いたくて、いつ来るかわからねぇ弥生をずっと待っちまってる。





 マジ惚れだなぁオイ。






「万事屋。何してんだ」

「……多串君か。別に」



 お呼びじゃねぇ奴が来ちまったよ。



 俺は目だけ動かして多串をチラ、とだけ見てすぐに視線を反らした。




「いつも以上にやる気ねェな」

「だって弥生が俺の前にいねんだもんよぉ。糖分を取らねぇよりやる気出ねぇよ」

「お前アイツに惚れてんの?」

「ああ惚れてるぜ。運命の一目惚れ

「……山崎も惚れてるらしいぜ」

「山崎って誰?」

「ウチの監察だッ!!」



 ムキになって多串が言う。





 興味ねぇから知らねぇよ。コイツんとこの監察ってどんなんだっけ?



 弥生のことしか考えたくねぇ頭を使ってみる。



「…………ああ、ジミーか」


「スッゲェ時間かかったな」



 地味すぎて余計思い出しずれぇんだよ。



「ま、あんな奴この銀さんの敵じゃーねぇよ」



 その時――ずっと映画館の入口をボーっと見てた俺の目に飛び込んできたのは――紛れもなく弥生だった。



 隣にいたのは、噂のジミー



 二人とも楽しそうに笑い合ってる。





 ……なんだよ、何楽しそうにしてんだコノヤロー。




「お、あれ、山崎?」



 多串も気づいたらしい。





 自分の体が震えてんのがわかる。



 なんで震えてんだ俺。





 ショックなのか?



 弥生がジミーと映画を見てた事が?

 俺に嘘ついてた事が?




「お前震えてんぜ。ショックなんだろ」



 いい気味と言いたげな口調の多串の言葉がムカついた。



るっせぇよッッ!!!」





















 俺は家に帰った。



 何も手につかねぇしやる気がおきねぇ。





 ――こりゃしばらく、動けそうにねぇや。




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