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弥生の続き 夢のようだぜ。 否、夢じゃ困るな。 だってこれから弥生と暮らすんだぜ。 ああ幸せ ![]() もうそんなの、季節関係なくずっと春でいるようなもんよ。 うるせぇガキが二人いるけど、俺の視界からはシャットダウンで。 俺の目には愛しい弥生しか映らないもんねー ![]() 弥生を、俺色に染めてやるぜ。 「話はわかりました。でも弥生さんが銀さんに口説かれるとは……」 「銀ちゃんどんな手使ったアルか?」 「実力だよ。本気出せば銀さんモテるんだぜ」 「「フーン」」 新八と神楽がジトッとした目で俺を見る。 「なんだその目ッ! 弥生はなぁ俺のことカッコイイって言ってくれたんだぜッ!」 「「マジでか」」 「な? 弥生」 「うん。銀さんすごくカッコよかった」 笑顔で答える弥生はすっげぇ可愛いよ 銀さんメロメロ。「それじゃお二人晴れて恋人同士ですか?」 「当然。将来を誓い合った仲だ」 つーか俺は一目見た時から弥生と一緒になると決めた。 「マジでか。こんな天パでいーアルか弥生。生まれてくる子も天パアルヨ」 「天パを馬鹿にすんじゃねぇッ」 「本当ですよ。いい歳こいてプーしてるような人でいいんですか?」 「 テメェらァァァ」「それに部屋はどうするんです?」 「当然俺と一緒だ。夫婦なんだから」 「もー夫婦のつもりアルか? 妄想もそこまでいくと病気ネ。脳ミソまで天パになったアルか? 弥生、逃げるなら今の内ヨ。私がこの腐れ天パ取り押さえてる内に逃げるアルッ」 神楽が番傘を俺に向けて構えた。 「なんてこと言ってくれてんだオメェッ!」 弥生はクスクス笑ってる。 いや笑い事じゃないからね。銀さん殺されるかもしれないから。 「これから楽しくなりそう。よろしくね神楽ちゃん、新八君」 「こちらこそよろしくお願いします」 「よろしくアル。弥生は料理得意アルか?」 「うん。子供の頃からやってたし、得意なのって家事くらい」 マジでか。 「よかったアルっ! これから新八の味薄い飯から解放されるヨ。弥生のご飯楽しみネ」 「神楽ちゃんはふりかけご飯しか作れないじゃないか!!」 ――ったく神楽の頭はそれだけか。この胃拡張貪欲娘。今も酢昆布食いながら話してる。 まあ銀さんも楽しみだけど。 これから弥生の愛妻料理毎日食えるんだな ![]() マジ幸せ。 やっぱいいよ、うん。エプロン姿で料理作ってる弥生。 銀さん目が離せなくてずっと弥生を見つめちゃってた。うん、ホント最高。 それに弥生の手料理は想像以上に美味かったし、神楽と新八も満足してた。 さて、食欲が満たされたら次は性欲。 弥生と風呂に入ろうとしたら神楽と新八のドロップキックが飛んできた。 仕方ねぇから風呂は別に入った。 でも銀さん諦めないからね、いつか一緒に入るから。 弥生が風呂入ってる間に和室に行くと布団が二組敷いてあった。 ……あれ? 目を擦っても二組。しかも少し距離があるような? なんですかコレ。夫婦なのに別の布団で寝る気満々ですか? これじゃ別居みてぇなもんじゃねぇかコノヤロー。 「銀ちゃん変な気起こすんじゃねーゾー」 襖を開けて寝間着姿の神楽がジトッとした目で言ってきた。 「うっせガキはとっとと寝ろッ」 俺が布団に横になってると、弥生が部屋着の浴衣姿で入ってきた。 ――ヤベッ。 もう一人の銀さん大きくなっちゃったよ。 髪が濡れてシットリしてて、弥生の顔は上気して頬が赤くてすっげぇ色っぺぇ ![]() 弥生は自分の布団に座って俺を見る。 ……えっと、どうしたらいいのかな。 これは、誘ってるんですか? 俺は起き上がってゆっくり弥生に近づいた。 弥生の顔が更に赤くなってうつむく。 可愛い。 片手でそっと熱い頬に触れると弥生の肩が震えた。 「弥生……」 「ぎ、銀さん……」 「いいの?」 囁くように訊いて何も答えない弥生を俺は抱きしめた。 俺の好きな弥生の甘い香り。 温かくて柔らかい弥生の体。 首筋に顔を埋めて舌を這わせれば、ピクンと体が跳ねる。 「ま、待って銀さん」 「ん?」 「その……まだあたし……」 「……うん、いいんだよ無理しなくて。弥生がその気になるまで待つから。無理されても銀さん嬉しくないし」 「うん……ありがとう」 少し残念だったけど。 弥生のためなら待てるから。 |
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