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翌日 弥生に顔を出すのは日課になりつつあった。 昨日顔を出すと告げられたのは、総悟が謝りに来たからもう心配はないという事。 それなら負担が減って楽になるはずなのに、感じたのは――切なさ。 何故こんな気持ちになるんだ? わからねェ。 ずっとアイツの顔がチラついて仕事に集中出来ねェ。 はかどらなくて書類を書く手が止まっている。 煙草の本数も増えている。 アイツの顔を見ねェと……一日終わった気がしねェんだよ。 ……もう煙草がねェな。 会う口実を作って俺は立ち上がった。 大江戸ストアで弥生に煙草が一ダース入った袋を渡される。 「土方さん。煙草を買うペース上がってませんか?」 「そうか?」 「吸い過ぎは体によくないですよ」 んなこた言われなくてもわかってるよ。 「土方さんはこのお江戸を護る大事なお役人さんなんですから、体は大事にしてほしいです」 ――俺の体を気遣ってくれてるのか。 顔が熱くなって俺は振り返る。 「気をつける」 歩き出した俺の後を弥生がついてきてるのがわかる。 心臓がドクドクと速い。 「ありがとうございました」 「ああ、またな」 弥生を見れねェまま言って屯所へ向かうが顔が熱くて俺は真っ赤になっているだろう。 平常心に戻して熱を引かねェと屯所には戻れなそうだ。 |
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