銀魂 夢小説*弥生の華*

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<<   作成日時 : 2008/05/02 10:51   >>

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 土方の続き





 銀さんに見られてたなんて



 しかも映画館の前?――それってあたしが映画見に行くって言ったからそこに居たの? 



 とにかく謝らなきゃ。嘘ついたあたしが悪いんだから。





 バイトも終わったし、銀さんの好きな甘味を持って謝りに行こう。





















「弥生じゃねーかィ」



 歩いてると声をかけられて、そちらを見れば団子屋の長椅子に座ってお団子を食べてる総悟さんが居た。



「奇遇ですねィ。こっちに来なせェ。団子食いやせんか? 俺の奢りでィ」

「いえ、これから行くとこがあるので」

「どこですかィ? 付き合いやすぜ」

「けっこうです。それじゃ」



 総悟さんに会釈してあたしは歩き出した。




















 ――ここだ。



 あたしは『万事屋銀ちゃん』と書かれた看板を見上げる。



 銀さんに案内されて一度通りがかっただけ。





 階段を上がって二階に向かうとインターホンを押した。



 しばらくして「はーい」と返事する男の子と「今開けるアルー」という女の子の声が聞こえた。

 そういえば銀さんが言ってたっけ。自分の下で働く男の子と女の子がいるって。



 ガラッと引き戸が開くと、眼鏡を掛けた男の子と酢昆布を食べてるお団子頭の女の子が居た。




「どちら様ですか」

「あ、あの銀さんの知り合いの弥生といいますけど」

「弥生!?」

「お姉さんがかっ!」



 なんだか異様に驚かれてしまった。



「はい。あの、あたしを知って……?」


「知ってるも何も」

「銀ちゃんから聞いてるアル」



 なんだか二人がニヤニヤしてるけど。あたしの何を言ったの



「銀さんいらっしゃいますか?」


「いますよ」

「朝からずっと不貞寝してるネ。全くマダオアルヨ」



 まだおって何だろう



「お会いできます?」


「うーん難しいんじゃないですかね」

「誰来ても追い返せって言われてるアル」

「……そうですか。それじゃ今日は失礼してまた来ますね。あの、つまらない物ですけどこれを銀さんに」



 持ってた甘味の詰まった袋を男の子に差し出した。





 会えなくて残念だけどまた来よう。




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