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弥生の続き 「土方さん、入りやすぜ」 俺が書類を整理していると口笛を吹きながら総悟が入ってきた。 「なんだ」 振り向かずに俺は言った。 「いやー今度の水曜楽しみでィ。弥生と寝る約束したんでさァ」 「――何ィィイッ!!?」 総悟の爆弾発言に仰天して俺は振り向いた。 満面の笑みだった。いつも俺の命狙って黒い笑顔しかしねェコイツがこんな笑顔なのは珍しい。 マジなのか。 「……それ本当か」 「本当ですぜ。嘘だと思ったら弥生に訊いてみろィ」 迷わず俺は大江戸ストアへ向かった。 いつもの見回りより遅い時間。弥生はレジを打っていた。 これじゃゆっくり話も出来ねェ。 用件だけ伝える事にして、俺はレジに並ぶ。 なんだか周りから視線を感じるのは気のせいか。 俺の番になってカゴをレジに置くと「いらっしゃいませ」と弥生は俺を見て動きが止まった。 「土方さん」 「よォ」 弥生はカゴの中を見てまた止まった。 「どうした。打てよ」 なんだ。マヨならいつも山崎が買っているだろ。 棚にあった分しか入れてねェから少ねェ方だ。 「ありがとうございました」 お辞儀した弥生に俺は言う。 「仕事終わったらすぐ俺に電話しろ」 「え?」 「大事な話がある。いいな、必ずかけろよ」 それだけ伝えて俺は屯所へ戻った。 |
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